映画『ハリー・ポッターと賢者の石』が、公開25周年を記念して日本の映画館に帰ってくる。
2026年8月28日から始まる今回の再上映では、IMAXやDolby Cinema、4DXなどのプレミアム上映に加え、「ハリー・ポッター」シリーズ初となる応援上映の開催も決定した。
25年前に映画館で作品を観た世代はもちろん、配信やテレビ放送でシリーズを知った若いファンにとっても、ホグワーツの世界を大スクリーンで体験できる貴重な機会となりそうだ。
『ハリー・ポッターと賢者の石』25周年再上映は8月28日から
25周年記念『ハリー・ポッターと賢者の石』は、2026年8月28日から1週間限定で上映される。
上映形式は通常の2D吹替版に加え、IMAX 3D吹替版、Dolby Cinema 3D字幕版、4DX 3D吹替版、MX4D 3D吹替版を用意。全国各地の映画館で、作品の世界観に合わせた多彩な鑑賞方法を選べる。
さらに、本編終了後には今回が初公開となる約12分間のボーナスメイキング映像も上映される。主要キャストやスタッフが、企画開発や撮影当時の舞台裏を振り返る内容になるという。
すでに何度も本編を観ているファンにとっても、劇場へ足を運ぶ理由が用意された再上映といえるだろう。
シリーズ初の「応援上映」が開催決定
今回特に注目したいのが、シリーズ全8作品の本興行として初めて実施される応援上映だ。
「25周年記念『ハリー・ポッターと賢者の石』~ホグワーツ入学!応援上映~」は、再上映初日の8月28日に開催される。
会場は次の5劇場。
TOHOシネマズ日比谷
TOHOシネマズ新宿
TOHOシネマズ池袋
TOHOシネマズなんば
TOHOシネマズ名古屋栄
上映は2D吹替版で、観客は好きなキャラクターへの声援や、クィディッチの試合での応援を楽しめる。各寮のローブや杖といったグッズを身につけて参加することも可能だ。
さらに、劇中に登場する「ウィンガーディアム・レヴィオーサ」などの呪文を観客全員で唱えられるほか、上映開始時にはカウントダウンに合わせて「ルーモス」と唱え、スクリーンに光をともす演出も予定されている。
映画を静かに鑑賞する通常上映とは異なり、観客自身がホグワーツの生徒になったような一体感を味わえるイベントになりそうだ。
なお、2026年8月1日19時43分時点では、応援上映の詳しい上映時刻やチケット販売方法は発表されていない。参加を考えている人は、公式サイトや各劇場からの続報を確認しておきたい。
入場者特典は25周年記念ビジュアルのステッカー
再上映の入場者には、数量限定で25周年記念の特製ステッカーが配布される。
ステッカーには、ハリーがオリバンダーの店で自分の杖に選ばれる場面と、ホグワーツへ向かう生徒たちの姿を描いた本国オリジナル版ビジュアルが使用されている。通常上映、IMAX、Dolby Cinema、4Dを含む全フォーマット共通の特典となる。
配布は8月28日から始まり、各劇場で予定数に達し次第終了する。確実に手に入れたい場合は、上映期間の前半に鑑賞するのがよさそうだ。
映画館とスタジオツアー東京をつなぐキャンペーンも
入場者特典のステッカーは、映画館を出た後にも利用できる。
ワーナー ブラザース スタジオツアー東京では、8月28日から9月30日まで、ステッカーを提示した有料入場者に「バタービール ミニサンデー」を提供するキャンペーンを実施する。
スタジオツアー東京では、ホグワーツの大広間やダイアゴン横丁をはじめ、映画シリーズのセット、衣装、小道具、特殊効果の舞台裏を体験できる。2026年は映画公開25周年に合わせ、組分けの儀式などを楽しめる特別企画も展開されている。
映画館で物語を鑑賞し、その後に実際のセットや制作技術に触れる。今回の企画は、一作品の再上映にとどまらず、映画の世界を一日かけて体験する導線まで設計されている点が興味深い。
なぜ25年前の映画が2026年の映画館で注目されるのか
『ハリー・ポッターと賢者の石』は、2001年に公開されたシリーズ第1作だ。
世界興行収入は9億7400万ドルを記録し、日本でも興行収入203億円という大ヒットとなった。
しかし、今回の再上映が注目される理由は、単なる過去のヒット作だからではない。
近年の再上映では、作品そのものに加え、IMAXや4DXなど現在の設備で観直せることや、観客同士で体験を共有できることが重要になっている。
今回の企画には、以下の要素がそろっている。
大スクリーンと立体音響による再体験。
初公開のメイキング映像。
数量限定の入場者特典。
ファン参加型の応援上映。
スタジオツアー東京との連動。
家庭のテレビやスマートフォンでも作品を観られる時代だからこそ、「映画館でしか味わえない体験」を明確に打ち出しているのである。
ドラマ版を前に“映画版の原点”を再確認する機会に
『ハリー・ポッター』をめぐっては、映画シリーズだけでなく、スタジオツアーや関連商品など、作品世界をさまざまな形で体験できる環境が広がっている。
そのなかで、シリーズの出発点である『賢者の石』を改めて映画館で上映することには大きな意味がある。
ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンらがまだ幼い姿で登場し、ホグワーツの大広間、組分け帽子、クィディッチなど、後のシリーズを象徴する要素が初めて提示された作品だ。
25年前からのファンにとっては青春時代の記憶を呼び起こす再上映であり、若い観客にとっては、映画史に残るシリーズの始まりを劇場で目撃する機会になる。
まとめ
25周年記念『ハリー・ポッターと賢者の石』は、2026年8月28日から1週間限定で全国公開される。
IMAX、Dolby Cinema、4DX、MX4Dといったプレミアム上映に加え、約12分の初公開メイキング映像、数量限定ステッカー、シリーズ初の応援上映まで用意された特別な興行だ。
特に応援上映は、ローブを着てキャラクターを応援し、観客全員で呪文を唱えられる、25周年ならではのイベントとなる。
映画館の照明が落ちる瞬間、全員で「ルーモス」と唱える――。
2026年の夏、日本各地のスクリーンが再びホグワーツへの入口になる。

